ウィッグコス制作

ボリュームのあるロングウィッグ(構想編)

うちはマダラのコスプレを始めてから10ヶ月が過ぎた。

この10ヶ月の間何回ウィッグを作り直したことだろう。
まず最初に作ったものは普通のロングウィッグを少しツンとさせただけのものだった。

マダラに見えなくもない

しかしうちはマダラといえば髪全体がもうツンツンしているのである。
後ろもツンツンさせなければいけない。
しかしふかしでツンを作ってみてわかったのは「圧倒的に毛量が足りない」事であった。

圧倒的に毛量が足りない

毛が足りないなら足すしかない。
私はエクステを買った。

しかしやはり全然足りない

そして狂ったようにエクステを買いまくった。
それはもうたくさん買った。

継ぎ足し続けた

しかしあるとき、これだけ毛量があればツンを作らなくてもマダラっぽくなるのではないかと気がつき、洗い直してブローをしてみた。

え、これで良くね?

ちょっとワックスで整えればそれだけで全然マダラ感が出せるのでは?
というわけで試着してみたが次の問題点が見えてくる。

横の髪邪魔な件

図にすると、以下のようにウィッグを作ると横髪が不自然に邪魔になるので

ダメな例

以下のように前に垂らす部分と後ろに流す部分で分け目を作った方が良いようだ。
極端な話下記のようにするのが正解というわけだ。

これだと不自然なので適当に横髪を作る

理想系としては下記のようになる。

髪型としては不自然だが

それにしてもこの髪型を完全再現出来る人は果たしているのだろうか?

無理やろ

しかしやるしかない。

だがこのようにしてもまだ課題が残った。
ボリュームを増やし過ぎると頭でっかちになってカッコ悪いのである。

頭でっか!

つまり下記のようにボリュームがあった方がマダラっぽいのではと思っていたが

これだと頭でっかちになってしまう

顔周りのボリュームは抑えて首辺りからボリュームを出していくのがおそらく正解だろう。

頭部は控えめに

しかしそうなると問題が生じる。
ここまでベースウィッグにエクステをつけて、ベースウィッグによりも下はエクステにさらにエクステをつける形でウィッグを作ってきた。

エクステの内側のメッシュに更にエクステ

この方法だと途中から横にボリュームを出すことができないのである。エクステがある場所にしかその下のエクスで足せないから。
フィギュアなどを参考にするとマダラの後ろの髪は首辺りから横に広がってツンツンした後、下部の毛量が減っていく。
つまりひし形に髪が広がっているのである。

元々エクステにエクステを足していくやり方は安定感がなくちょっと不安定なのが気にはなっていた。
というわけで考えたのは、ベースウィッグにエクステ取り付け用のメッシュ生地を縫い付ける方法である。

エクステ取り付け用のメッシュ生地

さらにそのメッシュ生地の内側に毛たぼを仕込めば、毛量を減らしつつボリュームを出すこともできる。
メッシュ生地を取り入れる事で仕込める毛たぼの量が増えるため、その分毛量を減らしつつ長さも確保できるわけだ。

ボリュームは毛たぼで出す

前書いた記事を見ていない人のために補足すると、毛たぼとはヘアスタイルのボリュームを傘増しするためのわたの塊のことだ。

ボリューム出したいウィッグには毛たぼを使おう!
NARUTOのうちはマダラのウィッグに悩み続けて早3ヶ月、トライアンドエラーアンドリカバリーを繰り返してようやく「これぞマダラぞ……!!」というウィッグに辿り着きました。ちなみに最初に作ったウィッグがこちら。顔が不細工なのは気にするな。いや...
毛たぼのない状態

わたを適量用意して糸である程度形をまとめたものを後ろの毛の裏側に仕込む。


  • 白だと目立つので染めQで黒くした

そうするとこのようにボリュームが出る。

ここまでたどり着くのも結構苦労した

話を戻して、毛量を減らせるメリットとしてはウィッグが軽くなる事である。
この手法を取る前は毛量が多過ぎてウィッグだけで1kgを超えていたために、ウィッグを何かしらの方法で固定しなければ後ろ髪の重さでどんどんズレていってしまっていた。

ピタッチというウィッグ固定用両面テープを使ってみたが、強粘着ゆえに外す時に毛がくっついて絡んでウィッグネットごと外さなければならず、そうなるともうそのウィッグネットはボロボロになっているので使い捨てするしかない。

そのため最近はアメピンで何ヶ所か固定する手法をとってきたが、1kgを固定するには頼りなく、ちょくちょくウィッグがずれていないか確認が必要だった。

そしてもうひとつ、ウィッグをかぶるだけで体感温度が+7度くらい上がるのも、特に夏場は深刻な問題だった。
1kgの毛の塊で頭を覆っているわけなので当然だ。
冬は暖かくてむしろ良いのだが暑いと汗がだくだくに出てメイクがぐっちゃぐちゃに崩れてしまうのである。

上述の通り、これまではエクステにエクステを足していく手法だったために毛の密度が異様に高く、結果としてとんでもない質量のウィッグになっていたが、メッシュ生地方式であれば多少マシになるだろう。

というわけで新しいウィッグ作りの構想を練ることができた。
次回は制作編、実際にウィッグを作っていく。

ボリュームのあるロングウィッグ(製作編)
今までは2000円くらいのやっすいウィッグをベースにしていたが、思い切ってクラッセのしっかりとした加工用ウィッグを導入し、つむじパーツも取り入れることにした。届いたらさっそくマダラ用マネキンヘッドに取り付けてまずは正面向かってやや右寄りにつ...

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