コス制作小物造形

レジンで作るうちはピンバッジ

来年の話だが念願だったうちは一族スーツ併せが実現することとなった。

うちは一族でスーツ、といえばやはりうちはマークつきのネクタイピンとか社章とか作りたいじゃんね……!!

しかし検索してお目見えするオリジナルピンバッジはどれも1個一万円とかするアホみたいな金額なので却下。

それでは3Dプリンターで作れないだろうか?と、近所のものづくり工房に問い合わせてみた。

このデザインで縁取りが金属風のものを作りたいんですが、と。

返ってきたお見積もりは最小ロットで120個16960円。
いや1個あたりの単価は確かに安上がりだけど120個も作ってどうするよ!

商標登録されてないとはいえ原作で使用されているデザインそのままグッズ化販売はブラックに限りなく近いグレーだろ。

というわけで却下。

 

……しゃーねぇな、作るか!

というわけで目をつけたのはレジンを使用する方法である。
レジンは型にどろっとしたやつを流し入れて紫外線で硬化させるやつだ。
その型のことをシリコンモールドというらしい。

まずはそのシリコンモールドとやらを作るとしよう。
ネットで検索したところ紙粘土を原型にしている人がいたので、ちょうど紙粘土が手元にあったから作る事にした。


原型の作り方に関しては読み飛ばしてくれていい。

まずは工作用紙に作りたい大きさと形を書いた。
余談だがこの時100円のコンパス能力の限界を感じたのでAmazonで製図用のコンパスをポチった。

形が決まったらカッターでその形を切り取る。
パーツも上下に切り分けておく。

その切り取った型より1.5mmくらい大きい形を書いて、更にカッターで切る。

次、粘土。
少ししか使わないので余りはジップロックに入れて保管。

球を作ってから均等な厚みになるように広げていく。
板状になったら工作用紙の最初より1.5mm大きい形を切った後の穴を上から被せて型を取る。

細かい作業だけど、工作用紙の縁をカッターとかの先端の尖った物で少しずつ押し込んでしっかりと型取りする。

工作用紙を外していらない部分をちぎってジップロックにしまう。
そのままだとちぎった部分がボソボソなので整える。

次に模様の部分。
最初に切り取った上下分かれたパーツを使います。
シンプルに場所を決めて上から押し付けるだけ。

そんな感じで粘土の型がおおよそ完成。

この状態で完全乾燥を待ちます。
粘土のパッケージに乾燥時間が書いてなかったから2日くらい置いておいた。

完全乾燥したらヤスリがけで仕上げていくよ。
400番くらいで良いかな。
作業しやすい大きさに切って使います。

ヤスリがけが終わったらDAISOの化粧ブラシで細かい粉を取り除いていく。

原型完成🙌

さて型取り剤でシリコンモールドを作ろう。

本来はちゃんとした型取り用の枠とフィルムシールを使うんだけど家にある物で何とかしたいな、というわけで工作用紙と手貼りラミネートフィルムで枠を作った。

これに原型を入れて2種類の型取り剤を1:1で混ぜ……キッチンスケールさんが息をしていない!!

これじゃ1:1正確に測れないなぁ……
→2つの型取り剤を同時に同じ量注いでいけば良くね?(よいこは真似しないように)

そんなわけで紙コップに型取り剤を入れて混ぜた物を作り、枠の中に原型を入れて注ぎ込む。

工作用紙最強説

だがここで問題が起きた。
原型の粘土が軽すぎて浮いてくるのである。

まあいっか、固まってから更に型取り剤を入れて、底面は後で切り取ろう。

てな訳で翌朝、型取り剤を更に上から流し込んだ。

入れすぎた。まあ良いか固まったら削ろう。

硬化を待つこと5時間、さあご開帳だー!

いや正直ね失敗すると思ってたんだちゃんと計測して1:1にしなかったから。

でもちゃんと固まりました!(奇跡)

カッターでいらないところを削りまして。

レジンモールド完成\\\\٩( ‘ω’ )و ////

よっしゃさっそく作るぞ!!

 

レジンモールドにレジンを入れて2分硬化させる。

わぁい、ちゃんと型通りに作れてる!

これにまずは黒を塗ります。

薄く均等に塗って2分硬化、もう一回塗ってまた2分硬化。

黒くなりました。

この上からジェルネイル用のミラーパウダーを擦り付けるように着けていきます。

まるでメッキしたみたいな銀色にテンション上がりまくりです。

この上から色を乗せていきまっせ。

ちなみにレジンを塗る作業は型作りでカスを取り除くのに使ったのと同じ化粧筆だよ。

そんなこんなでうちはマーク完成だー!

え、なんか、思ってたんとちゃうけどかわいいな……!?

ピンバッジの部品をレジンでくっつけたら

いえい完成!株式会社うちは商事!!

DAISOのネクタイピンにもつけてうちはタイピンも作ります☺️

 

そんなわけで今回使用した材料

型取り材

【型取り剤】シリコンモールドが作れる マホウノカタトリザイ (リキッド200g単品)
マホウノカタトリザイリキッドとは? 「こんなモールドがあったらいいな♪」の願いが叶う! 欲しい形のモールドが自分で作れちゃう!! ・・・そんな魔法のアイテムです^^ わかりやすい説明書付きだから簡単に作れちゃう♪ 【おすすめポイント1】・他...

レジン液

色付きジェル

ミラーパウダー

トップジェル

ピンバッジ部品

UVライト

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