コス制作造形

猫頭を作ろう!〜前編〜

突如としてにゃん太班長という半人半獣キャラをやってみたくなったわたしはネットの海に潜ったのであった。
そこで見つけた低予算で出来る動物頭の作り方を参考に作ってみた備忘録である。
ちなみに参考にさせて頂いたのはこちらのサイト。

工作用紙を使った「動物マスク」の作り方
■工作用紙でケモノマスクを作ろう。 獣人みたいな、もふもふ毛皮のマスクはかなり高価。 かといって自作しようにも特殊な材料は敷居が高い・・・ そこで工作用紙をメインに、安価なケモノマスクの作り方を考案しました。

とにもかくにも最初は自分の頭のサイズに合わせたフレーム作りからだ。
使用するのは3〜5cmに切った工作用紙、ちょうど家にあったので4cm幅の短冊状に切って大まかな形を作っていく。
作る予定のキャラクターはネコ頭である。

とりあえず作ってみた

フレームができたら次はこの上に1〜2cm幅に切ったコピー用紙に木工用ボンド水を浸して貼っていき張り子にしていくわけだ。
左手でフレームを持ちながら紙を貼っていったところ、途中から手持ちではどうも形が崩れることに気がつき、フレーム型マネキンヘッドを中に仕込むが時すでに遅く、結果出来上がったのは謎のクリーチャーである。

なんだこりゃ

このクリーチャーっぷりではいくら後から粘土を着けていくとはいえとてもネコ頭にできるとは思えない。
フレームを手持ちで貼ったのも悪かったが、そもそものフレームも少し雑に作りすぎたようだ。

というわけでひとつ目の失敗を教訓にネコ頭のフレームを作り直してみた。
今度は最初からマネキンヘッドを使用している。

試行錯誤する中でおびただしい数のホチキスの芯を使ったが、なんとかそれっぽいフレームが完成する。
ちなみに出来上がりサイズがデカすぎるのは嫌なのでサイズはかなりギリギリで作っている。

張り子にしやすいようフレームの数も増やした

これはなかなか猫っぽい感じになるのではなかろうか。
というわけでまた張り子作りである。
ちなみに張り子を作るのに使った木工用ボンドは50gの小さいやつで、2倍量の水で薄めたものに短冊状の紙を浸してひたすら貼っていった。
この張り子作り作業ではフレームに貼ったボンド水がしたたり落ちて下がべっちょべちょになるので下に新聞紙か何かを敷いて作業したほうがいい。

というわけでふたつめの張り子が出来上がった。

なんかアレだけどとりあえずはオッケー

なんか思ってたんとちゃうな……。
まあ、この上から軽量樹脂粘土をくっつけて整形していくのでへこんでいる分には全然構わんだろう。
一晩置いておいたがまだ乾いていなかったので乾くのを待ちつつAmazonでポチった軽量樹脂粘土が届くのを待つことにする。
待ちながら先の行程についてシミュレーションする。

・鼻先の素材をどう作るか
・目の部分をどう切り取るか
・目の素材と作り方をどうするか
・できたら片目を閉じた状態にしたいが視界の確保をどうするか
・片目を閉じている表現をどのように作るか
・耳をどのように作るか
・持ち運びを考慮して耳を取り外し可能にするにはどうしたらいいか

課題は山積であるが、目に関しては台所にたまたま置いてあったドクターペッパーの空きペットボトルが目に入った。
これがまた非常に良いカーブをしている。
というわけで切り出してみた。

少し大きめに切り出した

もうこれは目だ、完璧に目だ。
目を作るための素材だドクターペッパー。
で、作るキャラクターは白目があって瞳は緑っぽい色、瞳孔は黒で猫らしく細い縦長なので、瞳孔を作ってから白い紙を貼るような形で目を作りたい。
そして出来たら立体感のある瞳孔を作ってみたい。
というわけで試行錯誤した結果はまた後半に。

Amazonから軽量樹脂粘土が届き張り子にくっつけていくこと4時間くらい。
粘土を全て使い切ってどうにか猫っぽい感じに仕上げることができた。
ちなみに使用したのはこちらの粘土3つである。

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果たしてこれがちゃんと猫になるのか

脱着式の耳を考えていたもののこの時点でそれもめんどくさくなったので、もうくっつけてしまうことにした。
こういう時はボンドG17の出番だ。
ある程度速乾性がありつつしっかりとくっついてくれる。
ちなみに江夏は基本的にフリーハンドの使い手なので「この辺かな?えーいっ!」のノリでくっつけている。
後々ちゃんと計りながら計算してやれば良かったと後悔することも多いが、作っている時はそんなもん気にしてらんねー!とばかりに己の感覚だけでやってしまう。悪い癖だと思いつつ面倒なのでいつもそんな感じだ。

耳でかくね?

まあ耳でかいけど耳でかいキャラだからこのくらいあってもよかろう。
このベースに毛を生やすわけで、モコモコさせたら耳もまあこのくらいだろっていう大きさになるはずだ。多分。
で、この日の作業はひとまずここまで。
粘土と耳の接着部が乾燥するのを待ちながら、眼球を作るために必要なカラーフィルムがAmazonから届くのを待ちつつ、大塚屋に行ってフェイクファーをゲットしに行くプランである。

猫頭を作ろう!〜中編〜
さて前編では粘土と耳を着けるところまで完了しているが、思っていたより作業工程が長くなったため全中後編に分けることにした。今回の中編では実際に装着してみて気づいた点の修正などを主に書いていく。前半ではここまで完了した目だの毛だの鼻だのを着ける...

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